この度、関係各所の皆様には、様々なご心配をおかけしております。

10月31日(土)にコロナウイルス陽性の確定診断が透析患者さんで出ました。

今回の陽性患者さんの様態の経過は下記の通りになります。

10月29日(木)定期透析日で来院され、「家族が数日前から風邪をひき、うつったかもしれない。のどに違和感があるから、早めに風邪薬を飲んでおきたい。」との訴えで、体温は36.4℃。通常透析を実施し帰宅。

帰宅後の夜に体温38.0℃の発熱。

10月30日(金)クリニックより症状確認のため連絡をし、夜間の発熱を確認したたため、コロナウィルスを否定するため他患とは別室でコロナウィルス抗原キット検査を実施。結果、陽性判定があり、保健所へ連絡と同時にPCR検査を提出。

その日のご本人の自覚症状は、のどの違和感と夜間帯の発熱のみで、咳・息苦しさ・炎症反応、白血球数の数値上昇はなく、レントゲン写真も問題なかった。

10月31日(土)検査機関よりPCR検査陽性の確定診断が出て、保健所へ報告し、転院先を探してもらう。

保健所の指示で、クリニック内の陰圧室で隔離透析を実施。

11月1日(日)自宅から転院先の病院へ入院される。

以上となります。

私たち職員や患者さんは速やかにコロナウィルス抗原キット検査を実施し、陰性を確認しております。

今回、コロナウィルス感染の初期症状は通常の風邪に近いものでした。今後も十分な感染予防対策を実施し、

当クリニックに通院されている透析患者さんの体調変化を見逃すことなく、早期対応に心がけていきたいと思います。

地域の皆様におかれましては、引き続きマスクの着用、手指消毒の徹底を行い、体調に変化がある際は慎重な行動をとられますよう、宜しくお願い致します。

尚、透析室は1階の奥、内科診療エリアは2階になっており、診療の場は区別されておりますので施設内で接触することはありません。内科へお越しの患者様はご安心下さい。

のっぽろクリニック 看護師長 大作 美佳